施術メニュー
はり/灸/指圧・マッサージ/びわの葉温灸
私は、痛くて辛いところだけでなく、全身を治療して患者さんご自身の元気を底上げしたいと考えています。
もちろん、痛くて辛いところはしっかり治療して楽になっていただきます。
その上で、排泄トラブル、生理不順、不眠、眼精疲労、聞こえにくさなど、体に関するお悩みを伺って、筋肉系以外の不調にも同時に治療していきます。
気軽に健康相談ができる「おかかえ鍼灸師」と思っていただければ嬉しいです。

はり
使い捨てのはりです
髪の毛よりも細い、使い捨てのはりを使います。
はりの太さ、刺す深さ、はりを刺して置く時間などは、お体の状態や反応に合わせて調整します。
はりが効くのはなぜ?
はりには、筋肉のコリを緩めて血行を促したり、自律神経を整えて内蔵の働きを調節する作用があります。
血液には「酸素と栄養を全身の細胞に運ぶ」という大事な役割があるので、血行が良くなって体の隅々まで酸素と栄養が行き渡れば、全身の細胞が元気になり、つまりは約60兆個の細胞の集合体である私たちの体が元気になるのです。
また、はりには痛みを鎮め、免疫を高める力があります。はりが体に入ると、刺激を受けた神経が「ちっちゃな傷ができたぞ!」というシグナルを脳に伝えます。生命の司令塔である脳は、体内に備わっている鎮痛物質の分泌と、免疫細胞である白血球の働きを活性化させて体を守ります。
はり治療は、体が自分で治ろうとする「生体反応」を利用した治療法です。
主に台座灸を使います
お灸は「熱くて火傷がこわい」というイメージが強いようです。「昔、おばあちゃんの家に鍼灸師が来て、団子みたいなもぐさを背中に乗せてモクモク燃やしていた」という恐怖の記憶を話してくださった方もいます。
最近のお灸は、そんなイメージを払拭するような市販品がたくさん売られています。私が主に使う台座灸は、紙製の台座の上に紙巻お灸が乗っていて、火が肌に直接触れないので、熱すぎず、火傷の心配もありません。
お灸を怖がっていた方も、一度体験すると、みんなお灸を好きになってくれます。ほんとです。
昔ながらのお灸もいいですよ
灸
昔ながらの、もぐさをひねって据えるお灸もいいものです。変形性膝関節症やへバーデン結節など、関節の痛みには素晴らしい効果を発揮します。お体の症状とご希望に合わせて、最適なお灸をします。
皮膚に温熱刺激を加えて治療するお灸は、体が自分で治ろうとする「生体反応」を利用した治療法です。

合谷(ごうこく)というツボに自分でお灸を据えています。便秘、眼精疲労、鼻づまりなどによく効くツボです。


指圧・マッサージ
親指や掌で指圧をします
じんわりと体の奥に響くようにゆっくりと、受ける方の呼吸のリズムとリンクするような心地のよい指圧をします。
圧の強さは、コリの状態とお好みに合わせて調整しますが、強い圧がお好きな方には、私の指圧は物足りないかもしれません。適度な圧で、「気持ちがよくて、体がほかほか温まる。眠っちゃいそう」と言ってもらえる指圧を目指しています。
掌の温かみを感じながらじわ~っと押してもらう心地よさは、指圧ならではの魅力です。首・肩・腰はもちろん、肩甲骨の内側やお尻のコリもほぐします。治療の後は、体が軽くなりますよ。
「手当て」という言葉がありますが、患者さんの体に手のひらを押し当てて治す指圧は、すべての治療の原点だと思います。
皮膚に触圧刺激を加えて治療する指圧は、体が自分で治ろうとする「生体反応」を利用した治療法です。
びわの葉温灸
血液を浄化し細胞を活性化
びわの葉には血液を浄化して細胞を活性化するなどの薬効があり、インドや中国、日本でも昔から病気の治療に重用されてきました。
当院では、「ユーフォリア・Q」という電気温灸器を使い、びわの葉のエキスを皮膚から体に浸透させて治療します。じわっと温かく、心地よい治療です。治療後の夜は体が温まってぐっすり眠れるとおっしゃる患者さんが多いです。
びわの葉温灸治療は次のような方におすすめです。
●がん患者さん、抗がん剤の副作用に苦しんでいる方
●婦人科疾患など生殖器疾患をお持ちの方
●冷え性の方
●産前産後の方
※往診ではACコンセントをお借りします。
