おへそを温める
- kyodagiri
- 2021年9月12日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年2月2日
おへそは、ツボの名では「神闕」。シンケツと読みます。
命のエネルギーが出入りするところという意味です。
私たちみんな胎児の頃は、自分のおへそから伸びた臍帯(へその緒)を通じてお母さんから酸素と栄養をもらっていました。へその緒をチョンと切ってお母さんと離れた今でも、おヘソは大事なんですね。
解剖学的には、おへその深部には小腸があります。小腸は、栄養を消化吸収する臓器なので、小腸がちゃんと働かないと食べたものがエネルギーに変わらない(汗)てなことになります。小腸だいじ!
おととい、80代の患者さん、季節の変わり目を元気に乗り切って欲しくて、オヘソをしっかり温めました。
熱源は、炭化したもぐさです。匂いと煙が少ないのでお部屋のモクモク感が少なくてよかった!患者さんも「気持ちよくて眠っちゃった」と。
鍼灸仲間から教えてもらった、100均の茶こしで作った温灸器具、いい感じです。
今週は他の患者さんにも、オヘソ温めてさせてもらおう。




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