ギックリ腰になりそうな時に
- kyodagiri
- 2022年1月27日
- 読了時間: 2分
昨夜のことです。 夫がやや前かがみで帰宅しました。
第一声は…
「腰がやばい、ギクッといきそう」
仕事がデスクワーク中心のため、同じ姿勢を続けがちの夫は、 過去に3度、重度のギックリ腰になっています(1度は1週間寝たきり)。
今日は昼間、椅子から立ち上がるときに、鋭い痛みが走ったのだとか。
触診してみると、腰が鉄板のようにパンパンに張っていて、
ふくらはぎも、まるで柔軟性がなく、カッチンコチン(-_-;)
このまま放置すれば、「くしゃみ一発即ギックリ」のコースが目に浮かびます。
新型コロナの蔓延以来、帰宅後はお風呂に直行がルールなので、 まず湯船で体を温めてから、治療を始めました。
お風呂の血流UP効果で、ガチガチだった筋肉はすこし緩んでいます。
使うハリは2本。
立ったまま、外くるぶしとアキレス腱の間にあるツボ「崑崙(こんろん)」に、左右それぞれ7ミリほど刺入しました。

ハリを刺したまま、ゆ~っくり腰を左右に動かしてもらいます。 呼吸も大事。ゆ~っくり吐いて、自然に吸う。
楽に左右に動かせるようになったら、今度は前後にゆっくり。 それができたら、右回し、左回し。 力まずに、ゆっくりゆっくり、自然な呼吸を忘れずに。
5分ほど続けたところ、
「いやぁ、楽になったよ~! やっぱり腰痛にはハリだね!」と満面の笑み。
もちろん私はドヤ顔(^^♪
急性腰痛の場合、横になる動作もキツイし、刺される緊張感でますます腰がガチガチになるので、私はまず足首のツボにハリをして、運動法で腰の筋肉を緩めます。
「ハリや灸なんて、ヒルに血を吸わせて病気を治そうとする民間療法と同じだと思っていた」という夫が、ハリに好意的になったのは過去のひどいギックリ腰経験でした。
私がまだ免許を取っていなかったので、
【1度目】は、整形外科の先生に往診に来ていただき、ブロック注射を打ってもらい、ほぼ寝たきりで1週間かけてなんとか治りました。
【2度目】は、別の整形外科に1週間ほど通院して、痛み止めの薬と牽引で、やはり1週間かけて治りました。
【3度目】は、歩けなかったので、私が運転する車で鍼灸院に行き、20分のハリ治療で治りました。
私が免許を取ってからは、ギックリ腰になる前に、軽めのハリと運動法で治療しています。
みなさんも、急に腰に痛みが走ってギックリ腰一歩手前になったら、
①湯船でしっかり体を温める
②アキレス腱とふくらはぎをもむ(ゆっくり、力まず、呼吸をしながら)
ぜひ、お試しください!
それでも腰に違和感が残っていたら、わたしを往診に呼んでくださいませ~!



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